ヒロキ@転職チャレンジャー

転職活動中の会社員です。会社員のリアルな現状をまとめています。

2019-01-01から1年間の記事一覧

親しくなりすぎないこと

組織の人間関係で重要なのは、親しくなりすぎないことです。 親しくなりすぎると、言いたいことが言えなくなります。 親しくなりすぎると「嫌われたくない」という感情が芽生えてきます。 相手の意見を無批判に受け入れてしまうのは「嫌われたくない」という…

ビジョンとは意見をぶつけ合うこと

経営コンサルの書いた本やブログを読んでいると ・強い組織を作るにはビジョンの共有が必要である ・全従業員が同じ方向を向いて進むべき ・ビジョンを理解できない従業員は排除すべき などと、ビジョンや理念という言葉が数多く出てきます。 僕が働いている…

大阪での生活

除草担当を卒業した僕は、異動により大阪での生活を始めることになりました。 異動に伴う引っ越しは、今回で15回目。 新たな地域の人や文化に触れるたびに「人生は旅だな」などと感じてしまいます。 初の大阪生活は、大学を卒業し、初めて上京したときの感覚…

潜在的パワハラについて

一緒に仕事をするメンバーと、過去の上司について話すことがあります。 その中で必ず話題となるのは、上司のパワハラ度です。 「焼肉をおでこにつけられた」 「ミーティング中に靴が飛んできた」 「必死に作った資料をその場で捨てられた」 「一度説教が始ま…

除草担当とは何だったのか?

異動が決まり「除草担当」を卒業する日がやってきました。 約3年ぶりのオフィス業務復帰です。 「除草担当」とは、僕が勝手につけた名前です。 社内的には、別の担当名が与えられています。 実際、除草は作業時間全体の60%くらいで、残りの40%は他のメン…

仕事のできる人の定義とは?

「仕事のできる人」 とは一体どのような人をさすのでしょう? 「あの人はすごく優秀で…」 「あの人は仕事ができるから…」 日々仕事をしていると、このような言葉をよく耳にしますよね。 先日、移動中の車の中で、メンバーが僕にこんな話をしました。 「前の…

評価と成果は一致しない

20年以上会社員を続けてきて感じることがあります。 それは「評価は成果で決まるものではない」ということです。 人事制度や給与体系は、企業により異なります。 同じ企業でも人事制度の変更等で給与体系が変わることが多々あります。 僕も、人事制度の変更…

パワハラ撃退法

このブログは、パワハラをメインテーマとしています。 パワハラの解釈は、いわゆる「パワハラの定義」に基づくものではありません。 少し解釈を広げています。 「組織における理不尽な行為」全般に対し、パワハラという言葉を使用しています。 ブログの内容…

「負けたくない」で精神的に崩壊する

20年以上会社員を続けてわかったことがあります。 「負けたくない」気持ちを持ち続けるのは、精神的に良くないということです。 40代になって「負けたくない」を続けていると、高い確率で精神的に崩壊します。 「負けたくない」とは、勝ち負けを常に意識して…

除草担当卒業!

先日、上司に呼び出されました。 「今度は何を言われるのだろう?」 不安な気持ちをおさえながら上司のもとに行きました。 「異動を考えているんだけど、引っ越しできる?」 勤務地は、関西とのことでした。 「あー、はっ、はい…」 「会社からの命令ですから…

人は管理するものではない

会社員として仕事をしていると「管理」という言葉を日常的に目にします。 ・金銭管理 ・品質管理 ・在庫管理 ・情報管理 に始まり「管理職」や「●●管理部」という言葉まで、あやゆるものに「管理」という言葉が使われています。 管理には「あるべき状態に保…

公私混合のススメ

「公私混同」という言葉があります。 ・会社の資産を私的に使う ・上司は部下に私的な依頼をする ・業務時間中に業務とは関係ない理由で職場を離れる 「公私混同」は、ネガティブな意味で使われます。 「混同」には「本来混ぜてはいけないものを混ぜ合わせる…

性善説と性悪説

組織とは、トップやリーダーの考え方で大きな流れができます。 最も特徴的なものは「性善説」と「性悪説」という考え方です。 「性善説」とは、人間は本性は基本的に「善」であるという考え方です。 「性悪説」とは、その逆で「悪」であるという考え方です。…

40代転職の理想と現実

「人手不足」という言葉をよく耳にします。 日本中のありとあらゆる業種で、人手が足りないという印象を受けます。 人材紹介会社の広告を見てみると 「40代管理職が足りない!」 「40代の転職は当たり前!」 「転職で年収アップ!」 のような言葉が並んでい…

しがみつかない生き方

人生で重要なのは、しがみつくことではありません。 人生で重要なのは、手放すことです。 評価が下がると、現状の評価にしがみつこうとします。 評価が上がると、さらに新しい仕事を手がけたくなります。 収入が下がると、現状の収入にこだわるようになりま…

飼い殺しよりはリストラ

日々生活していく上でお金は必要です。 経済的に余裕と精神的余裕は、概ね比例します。 経済的に余裕があれば、心に余裕が生まれます。 経済的に余裕なければ、心に余裕がなくなります。 世の中の多くの人は、働くことで収入を得ています。 収入を得る目的は…

働きがいについて

社内研修で「働きがい」について議論する機会がありました。 「働きがい」とは仕事を通じて得られる喜びや充実感です。 「働きがい」とは個人の感情や感覚です。 同じ会社で働いていても、個人の「働きがい」は常に変化します。 会社をとりまく環境が、日々…

収入とモチベーションの関係

人間にとって「下がる」ことは「上がる」ことより強いインパクトがあります。 上がるときは、過去の自分や他人と比較することがありません。 一方、下がるときは、過去の自分や他人と比較してしまいます。 結果「どうして自分だけが…」と自分を責め、他人に…

やらされ感を排除する

「働き方改革」という言葉を目にする機会が増えました。 「働き方改革」の柱の一つとして長時間労働の是正があります。 平たくいうと残業時間削減の取り組みです。 ・残業をゼロにしよう ・ノー残業デーを作ろう ・20時までには退勤するようにしよう 基準は…

上下関係はいらない

「他人と比較しない」 このような言葉を目にすることがあります。 「あの人と比べて自分は幸せだ」は優越感です。 「あの人と比べて自分は不幸だ」は劣等感です。 「あの人」は自分以外の全ての人を指します。 比較対象が無限に存在するのです。 自分をとり…

「モテたい」は立派な動機

人が行動する上で「モテたい」は立派な動機です。 ・異性の多い職場で仕事がしたい ・お金持ちになってモテたい ・モテるために仕事をがんばる これらは、僕が学生時代に就職活動をしていた頃の志望動機です。 ・人と接するのが好き ・お客様に喜んでいただ…

レールから外れると叩き売られる

サラリーマンのキャリアは、鉄道のようなものです。 鉄道の種類は人の数だけあります。 ・山間部を通る鉄道 ・乗り換えが多い首都圏の鉄道 ・目的地まで一直線の新幹線 等さまざまです。 企業組織は多くの場合、ピラミッドのような形をしています。 課長、部…

降格よりリストラ

企業には多くの場合「人事制度」が存在します。 人事制度とは、人事関連のルールです。 人事制度とは、複数の制度から構成されています。 ・評価制度 ・等級制度 ・賃金制度 等が人事制度に紐づけされ運用されています。 人事制度は、組織のピラミッドを維持…

やりがい創出術

昔、僕には部下がいました。 20代半ばから40代前半までの間「マネジャー」「リーダー」等の職位がありました。 今のメイン業務は除草です。 一緒に作業をするパートナーが数名います。 事実上の「部下」はいるものの、職位はありません。 パートナーのひとり…

パワハラとは組織の病気

「パワハラによる苦しみ」と「人間関係の悩み」は別物です。 人間関係の悩みは、感情のぶつかり合いや性格の相違です。 パワハラは違います。 パワハラには、明確な立場の差や上下関係が存在するからです。 立場的に上の人間が、下の人間に精神的、肉体的に…

減点主義で前向きになれるの?

基本的に上司が部下を評価するという行為は、組織のパフォーマンスを下げます。 評価する人の数が少なければ少ないほど評価に主観が入るからです。 納得感のない評価は、部下のモチベーションを下げます。 納得感のない評価は、上司との人間関係に溝を生みま…

評価は必要ない

僕は、会社員として最高の評価と最低の評価を受けました。 ほんの2、3年間の出来事でした。 最低の評価から這い上がったのではありません。 最高の評価から落ちていったのです。 幹部社員のチャンスを得ながら、一転して降格対象となりました。 そして、あ…

存在価値を見失う

組織のパフォーマンスを下げるものは一体何か? それは、間違いなく組織の中で存在価値を見失うことだと思います。 僕は40代前半で、事実上の降格を経験しました。 職位はなくなり、部下もいなくなりました。 除草がメイン業務となりました。 ピーク時に比べ…

給料が上がらない

パチンコ業界で働くことに良い印象を持っている人は少ないと思います。 ・反社会的勢力とのつながり ・遠隔操作 ・脱税・・・ 僕がこの業界に入った二十数年前、業界に対するイメージといえばネガティブなものばかりでした。 「お前をパチンコ業界にやるため…

キャリアアップの終焉

ほぼすべての企業に共通していえるのは、従業員の年収ピークが年々早くなっていることだと思います。 僕自身も例外ではありませんでした。 新卒で入社して二十数年、キャリアのピークは40歳でした。 30代前半、営業部門に在籍していたころの担当店舗数は19、…