不採用通知が届きました
11月にある企業から書類選考通過の連絡が届きました。
旧財閥系の建築資材メーカーからでした。
「物流子会社の社長候補」という内容でした。
今年2度目の書類選考通過でした。
書類選考通過率は年齢が上がるたびに確実に低下します。
今年は特にコロナ感染拡大の影響からか、4月から8月ごろまで求人が急減しました。
実質半年間の転職活動となったわけです。
年末につかんだ大きなチャンス。
久々に気合が入りました。
一次試験はリモートによる面接でした。
面接官は技術部門の取締役、部長、それに採用担当者でした。
面接は約70分、終始和やかな雰囲気で進みました。
取締役の反応や雰囲気から「今回はいけるかも」と手ごたえを感じました。
面接のフィードバックが届きました。
・経験が豊富なので業過は異なるが前向きに検討している
・ただお人柄が穏やかすぎる点が少し不安材料
とのこと。
「前向きに検討」が心に刺さりました。
その後SPI検査、工場見学、そして最終面接へと進む予定でした。
SPI検査は単なる適正検査かと思っていましたが違いました。
「言語」「非言語」つまり、国語と数学のテストが含まれているのです。
ネットで例題を見てみると数学は中3から高1レベルとのことでした。
例題を解いてみるとこれがなかなか難しい。
ただ、後悔はしたくありませんでした。
ラストチャンスのつもりで準備だけは万全にしておこうと思い、休みの日は1日中例題を解いていました。
SPIとほぼ同じタイミングで工場見学がありました。
工場長より施設全体を案内していただき、その後面談という内容でした。
最初のうちは現職のパチンコホールとは比較にならないほどの規模に圧倒されましたが、工場長と話をしているうちに「ビジネスの基本は一緒なのかも」と思え、気持ちが落ちつきました。
そして今回の試験は最終面接を待つのみとなりました。
が、
1週間たっても案内がきません。
人材会社から送られてくるのは新たな求人情報ばかり
ん!?
そして10日後、選考結果が届きました。
残念な結果でした。
その通知は不採用を知らせる内容だったのです。
フィードバックは適正検査の結果が色濃く反映された内容でした。
・協調性に問題がある
・批判的
・他人の意見を聞こうとしない
結果、組織をまとめる次期社長候補としてリーダーシップに疑問が残る。
という趣旨の内容でした。
一次面接の印象と適正検査のギャップに疑問符がついてしまったのかもしれません。
最終面接目前に不採用となってしまったのは正直不本意ではありますが、今後転職活動を進める上で貴重な経験となりました。
ありがとうございます!