ヒロキ@転職チャレンジャー

転職活動中の会社員です。会社員のリアルな現状をまとめています。

しがみつかない生き方

人生で重要なのは、しがみつくことではありません。

人生で重要なのは、手放すことです。

評価が下がると、現状の評価にしがみつこうとします。

評価が上がると、さらに新しい仕事を手がけたくなります。

収入が下がると、現状の収入にこだわるようになります。

収入が上がると、収入のことより仕事のことを考えるようになります。

別れ話が持ち上がると、相手にしがみつこうとします。

異性との関係がうまくいっているときは、しがみつことはしないものです。

 

しがみつこうとしているときは、このような感情に支配されているものです。

 

・あせり・不安・失望・悲観

 

一方、手放そうとするときは、このような感情を持っています。

 

・余裕・安心・希望・楽観

 

しがみつことしているときに重要なのは「感情的にならない」ことです。

感情的になると、最悪の事態ばかりイメージするようになるからです。

最悪の事態をイメージすることでもたれされるのは、そこから立ち直ることではありません。

さらに最悪の事態です。

これが「負の悪循環」です。

「負の悪循環」はとても厄介です。

「負の悪循環」で頭の中が一杯になると、ポジティブな発想ができなくなります。

「負の悪循環」が長く続いてしまうと、精神面に影響が出てきます。

精神面への悪影響は「うつ」や「適応障害」等、「精神障害」の原因となります。

精神障害」に陥ると、頭が回転しなくなります。

今まで普通にこなしていた業務ができなくなるのです。

出社が困難になることも珍しくありません。

出社が困難になると、休職あるいは退職を選択せざるを得なくなります。

「負の悪循環」に陥る人は、ネガティブ思考の強い人とは限りません。

環境の急な変化で陥ってしまうのです。

大切なのは「感情的にならない」ことです。

感情は火事と一緒です。

感情的になることは、火に油を注ぐことです。

大切なのは初期消火です。

しがみつこうとしている自分に気づいたときは、冷静になって

 

・自分は何にしがみつこうとしているのか?

・しがみつこうとしている理由は何か?

・そもそも手放すことは「最悪の事態」なのか?

 

などと考えてみます。

「しがみつくこと」と「手放すこと」のメリット、デメリットを比較するのです。

冷静に比較してみると「しがみつくこと」のデメリットが浮かび上がります。

同時に「手放すこと」のメリットも浮かび上がってくるものです。

「しがみつくこと」は抑圧です。

「手放すこと」は解放です。

人は手放すことでしか自由になれません。

人は手放すことでしか楽観的になれないのです。

 

「手放すこと」とは、必ずしも「辞める」「別れる」という行動を意味しているわけではありません。

「こだわならない」「固執しない」という意識レベルのものも含まれます。

 

「しがみつくこと」をやめて自分自身の魂を解放してあげましょう。

「自己肯定感」とは、このうような発想のもとでしか生まれないのです。