ヒロキ@転職チャレンジャー

転職活動中の会社員です。会社員のリアルな現状をまとめています。

感情を排除する

マネジメントで大切なことは感情を排除することです。

リーダーの中には感情でメンバーを動かそうとする人がいます。

情熱的に語りかければメンバーの心が動くと信じています。

喜怒哀楽がはっきりしています。

ほめるときも叱るときも感情的です。

このような性格を否定するつもりはありません。

しかし、感情的なリーダーに対しメンバーはやりづらさや息苦しさを感じます。

感情的なふるまいには、明確な上下関係が存在するからです。

人は、ポジティブな感情よりネガティブな感情を引きずる傾向があります。

ネガティブな感情は、心の中に深く刻み込まれてしまいます。

ネガティブな感情をひきずると、傷つくのが怖くなります。

傷つくのが怖くなると、リーダーの顔色をうかがうようになります。

顔色をうががいながら行動することは、強いストレスになります。

強いストレスの継続は、パフォーマンス低下につながります。

リーダーがやるべきことは、メンバーにストレスを与えることではありません。

ストレスを取り除くことです。

リーダーが感情を排除することで、メンバーのストレスはやわらぎます。

自分の感情を排除することは、相手の感情を引き出すことにつながるからです。

感情を引き出すこととは、言いたいことを言わせることです。

その次に、なぜそのように考えるのかを引き出すのです。

感情の排除はマネジメントの基本と言えるでしょう。

 

もう一つリーダーにとって大切なことがあります。

自分の言葉で話すということです。

僕はパチンコ業界に勤める会社員です。

緊急事態宣言が出されたとき、ほぼすべての店舗が休業しました。

会社的には、もはや非常事態です。

そんなときに、役員のメッセージが配信されました。

役員も人間です。

話し方や情報発信のしかたも人それぞれです。

緊張している人もいました。

資料棒読みの人もいました。

その中で一番印象に残ったのは、自分の言葉で話をしている役員でした。

自分の言葉とは、現状の問題点を客観的に捉え解決策を導き出すことです。

従業員が知りたいのはリアルな現実とより具体的な内容なのです。

自分の言葉の対極にあるのが感情的な言葉です。

感情的な言葉は常に抽象的です。

「全社一丸となってがんばりましょう!」

「力を合わせて乗り越えましょう!」

これらは感情的な言葉の代表です。

感情的な言葉は、残念ながら行動がイメージできません。

言葉の力強さと裏腹に、相手の心に残らない言葉なのです。

リーダーに必要な条件とは

  • 感情を排除する
  • 自分の言葉で話す
  • メンバーのストレスを取り除く

これにつきると思います。

 

 お気軽にどうぞ!

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