新型コロナと経済
全国的に緊急事態宣言が発出されました。
オフィスで業務は自宅でのテレワークに移行しました。
不要不急以前に外出すること自体がなくなりました。
感染拡大を抑えるためにできることはこれしかありません。
みんな同じです。
とはいうものの、僕は新型コロナの感染拡大にはあまり興味がありません。
生きている以上、ウイルスを排除するのは不可能だと考えているからです。
僕は冬に毎年決まって発熱を伴う風邪をひきます。
手洗いうがい等、最低限の予防はしています。
それでも流行しはじめるとあっけなくかかってしまいます。
風邪をひくと「〇〇さんにうつされた」なとど大騒ぎする人がいます。
僕はあの発想が好きではありません。
うつしたとされる人も好きでかかったわけではありません。
そして何より科学的根拠に乏しいからです。
科学的根拠という点では、マスコミ報道や専門家意見も偏っていると感じています。
「人との接触を8割減らす」の8割減の定義がよくわかりません。
「何もしないと何万人もの死者を出す」的な専門家の意見も「何もしない」がどのような状態をさしているのかが不明確です。
それになぜ「何もしない」状態を想定しなければならないのかがよくわかりません。
日々公表されている感染者数についても、分母が不明なので割合として増えているのか減っているのかがわかりません。
死亡率について、専門家は「インフルエンザと比較すること自体が間違い」と口をそろえます。
ただ、比較対象がなければ脅威度をイメージすることは不可能だと思います。
このように、人は数字を具体的な根拠と考え、正確な情報と認識してしまうため「コロナはヤバい」「コロナは危険だ」という結論に至ってしまうのです。
僕が今最も関心があるのは、日々の感染者数や死亡者数ではありません。
どのタイミングで経済を通常の状態に戻していくかということです。
僕が働いているパチンコホールも9割以上が休業に入りました。
感染拡大を防ぐ上ではやむを得ない判断だと思います。
とはいえ、休業が1年上続く事態となれば、おそらく会社はもちません。
大半の企業で同じようなことが起こるでしょう。
従業員の収入は減り、失業率は跳ね上がります。
残念ながら経済的理由による死者が増えてしまうのも間違いありません。
新型コロナの死者数を上回ることも想定しておかなければならないでしょう。
感染拡大だけを理由に経済活動を止め続けるのはとても危険なことです。
「人の命を守ることが最も重要」といって経済活動を止めることばかりを主張する人には「経済活動が人の命を守る」という最も根源的な発想が抜け落ちているのです。
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