40代最後の転職活動
本気で転職を考え始めたのは30代半ばころでした。
大学卒業後新卒で入社した僕は、店舗勤務を含めた営業部門に勤務していました。
転職を考え始めた理由はただ一つです。
パチンコ業界の人間でありながら、パチンコに全く興味がわかなかったからです。
中でも遊技台の選定は、絶望的なほどつまらない業務でした。
「なぜその遊技台を入れるのか?」という上司の問いに全く答えることができなかったのです。
「もはや自分のいる場所ではないな」と思い始めたのがこのころでした。
より積極的に動いていれば、高い確率で転職が実現していたのかもしれません。
ただ実際は、あまり積極的に活動することはありませんでした。
一番の理由は、年収ギャップです。
求人情報を見る限り、パチンコ業界以外で同等以上の収入を確保するのはかなり困難だということがわかってきたのです。
もう一つの理由は人事異動です。
このタイミングでの人事異動が、転職活動休止のきっかけになりました。
めでたく?営業部門を離れることになったのです。
仕事に再び熱が入り、評価は再び上向きに転じました。
幹部社員のチャンスをつかむこともできました。
しかし、残念ながらこのチャンスをものにすることはできませんでした。
その後に襲ってきたのは、何とも言いようのない燃えつき感。
仕事になかなか集中することができず、評価は再び下降に転じてしまいました。
燃えつき感に焦りが加わり、気づいた時には降格対象となってしまいました。
降格対象の社員は異動となることも多いもので、異動が決まりました。
新しい担当のメイン業務はなんと草刈りでした。
40代半ばでの出来事でした。
40代の転職は時間との戦いでもあります。
45歳以降の転職は正直とても厳しいです。
転職サイトで100件応募して書類選考を通るのが2、3件です。
今年、書類選考通知のメールをいただいたのは3件。
うち2件は、途中内定者が出たということで不採用が決定しました。
残る1件は面接まで進むことができたものの、諸事情により辞退しました。
僕は今、ツイッターをメインに使用しています。
ツイッターには、4000人を超えるフォロワーさんがいます。
会社を経営されている方もたくさんいらっしゃいます。
ツイッターは使い方次第でとても学びが多いツールです。
フォロワーさんから学ぶことがとても多いのです。
究極的な理想は、フォロワーさんと一緒にビジネスをすることです。
ツイッターで少しずつ信頼関係を築き、人生第二のドアを開けられればと考えています。