テレワーク開始
緊急事態宣言が発令されました。
宣言が出された都府県の店舗は休業となりました。
オフィスで働くメンバーは全面的にテレワークに移行しました。
東京本社もほぼ無人状態です。
4月に大幅な組織改編がありました。
本社機能を強化するための異動でした。
そのメンバーも着任初日からテレワークです。
僕はというと、赴任先の大阪から埼玉の自宅に戻ることになりました。
埼玉の自宅でテレワークを開始することになったのです。
約1週間、大阪で行ったテレワークの感想をまとめてみると
- 通勤時間はムダ
- 通勤準備時間もムダ
- 時間管理の概念が変わりそう
- ペーパーレス化が確実に進む
- Zoomや社内版SNSの活用が進む
やはり通勤による時間のロスは大きいですね。
通勤は生産性ゼロです。
通勤に往復合計2時間かかるとすれば、20日勤務で40時間。
月の労働時間が約160時間。
合計約200時間。
つまり、労働にかかわる時間のうち20%が通勤時間ということになります。
単身赴任の考え方も変わっていくでしょう。
単身赴任の前提は「現場に近いところで」「現場の人と顔を合わせ」でした。
しかし、情報のやりとりのほとんどは、電話やメールで完結します。
直接会わなければ仕事にならないということは、ほとんどありません。
出張についても単身赴任とほぼ同じことが言えると思います。
次に社内コミュニケーションについてです。
1週間の感触からすると、こちらも全く問題なしです。
- 顔が見えない分、連絡を密にとるようになる
- 顔が見えない分、アウトプットが増える
- 顔が見えない分、成果にこだわるようになる
周囲の状況が見えないため、他人との比較ではなく自分との戦いとなる傾向が一層強まるでしょう。
テレワークは、残業時間削減にも効果があると思います。
- 「帰りづらい」という理由での残業がなくなる
- 「なぜ時間内で終われないのか」が厳しく問われる
- より明確な理由が必要になる
問われるのは業務時間ではなく、質的な部分なのだと思います。
また、コミュニケーションで一番影響が大きいのは、いわゆる「社内版SNS」の普及ではないかと感じています。
機能的にはLINEとほぼ同じです。
いままでの社内メールで一番厄介だったのは、部門ごとに存在するローカルルールでした。
象徴的なのは「部門外の担当者へのメールはCCで部長を宛先に入れる」的なつまらないルールの存在でした。
それがLINEと同様、気軽にコミュニケーションをとることができるようになったのです。
気軽さは、業務のスピードアップにも貢献します。
またこの社内版SNSにはは親切にスタンプまでついています。
僕はまだ上司に対してスタンプを使用したことはありませんが…
テレワークは、サボる気になればいくらでもサボれます。
オフィスワークは、サボりたくてもサボれません。
だけど仕事をしているふりをする人はいます。
結局のところ、パソコン1台で完結する業務であれば、場所は関係ないのです。
お気軽にどうぞ!