ヒロキ@転職チャレンジャー

転職活動中の会社員です。会社員のリアルな現状をまとめています。

ヒエラルキーはいらない

人間社会では、あらゆるところにヒエラルキーが存在します。

ヒエラルキーとは階級や階層のことです。

実はここ1週間ほど、東京の本社で仕事をしていました。

社長をはじめ、役員や部長も通常は本社にいます。

本社の雰囲気でまず感じたのはヒエラルキーです。

約4年間、営業現場に近い場所で働いていたせいかもしれません。

本社の人間関係にヒエラルキーを感じずにはいられませんでした。

 

あいさつもろくにしない役員。

部下を呼び捨てにする役職者。

立場的に上というだけでタメ口で接する年下社員。

取引先に対し妙に高圧的にふるまう社員。

 

 

それぞれ自分の立場をわきまえた行動なのでしょう。

ヒエラルキーなんでくだらない。

本当にくだらない。

朝礼の唱和なんて全く意味がない。

だれも実践しようとしていないのですから。

だめなんですよねー僕。

態度のでかい人間が。

 

そもそも社内で「立場的に上」というのがそんなに偉いことなのでしょうか。

「立場的に下」というだけで頭を下げ続けなければならないのでしょうか。

明確なヒエラルキーが存在する組織のパフォーマンスはそんなに高いのでしょうか。

そもそも立場」とは一体何なのでしょうか。

言いたいことが言えない環境で日々顔を合わせて仕事をするのはストレスでしかありません。

 

これからの組織に必要なことは、ヒエラルキーをなくすことです。

社員同士の距離は、なるべく離したほうがよいでしょう。

「他人感」を作り出すことでヒエラルキーは弱まるからです。

パソコン1台で業務が完結するなら、オフィス以外で仕事をしたほうがよいでしょう。

評価は、パソコンを通じて送られてくる成果で決めればよいだけの話です。

電話を禁止し、メールに切り替えればより「他人感」を高めることができます。

「他人感」を高めれば、相手に対する敬意も生まれてくるでしょう。

会社の飲み会は必要ありません。

 

僕はふと異動前の除草担当について振り返りました。

実は除草以外にもいろいろなメンテ作業を行っていました。

作業は通常、3~5人のチームで実施していました。

降格等のつらい経験をした人も少なからずいました。

エリート集団の対極にあるのが除草担当と言えるのかもしれません。

僕にとって除草担当とは、会社員として挫折の象徴でした。

相当な精神的ダメージも受けました。

だけど嫌いではありませんでした。

この作業が。

そしてメンバーが。

上下関係はほとんど関係ありませんでした。

言いたいことが言い合える環境がありました。

チームワークがとてもよかった。

 

本社勤務で感じたヒエラルキーも、除草担当で感じた最強のチームワークも、同じ会社での出来事であり、同じ会社で感じたことです。

会社で働く人たちの心理的安全性を高めていく上で重要なのは、どのような手段であれ、フラットな組織を目指すことだと思います。

 

 お気軽にどうぞ!

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